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最先端を行くALOSのテクノロジー

ALOSの「A」=「Advanced」は、「進化した」という意味。
その言葉の通り、ALOSには、現代技術の粋を集めて開発された、地表を観測するための3種類の高性能センサが搭載されています。このセンサにより、従来の観測衛星では難しかった、非常に高精度な地表の観測データを収集することができるようになりました。

3種類のセンサ(概要)

ALOSは、高精度で標高抽出を行うためのパンクロマチック立体視センサ(PRISM)、土地被覆の観測を高精度に行うための高性能可視近赤外放射計2型(AVNIR-2)、および昼夜や天候によらず陸域観測が可能なフェーズドアレイ方式Lバンド合成開口レーダ(PALSAR)の3つの地球観測センサを搭載しています。

 

センサ
分解能 / 観測幅
特徴
利用分野

PRISM

分解能:2.5m

観測幅:35km(3方向視モード)
70km(直下視のみ)

可視域の波長を用いて、前方・直下・後方の3方向視の画像を同時に取得します。

地図作成、(地図作成のための)DSM作成、都市計画、農業、森林監視、沿岸監視、不法投棄監視、洪水監視 etc.


AVNIR-2

分解能:10m

観測幅:70km

可視・近赤外域の波長を用いて、陸域や沿岸域を中心に観測を行ないます。

広域地図作成、広域都市計画、農業(作物調査)、森林監視、沿岸監視、港湾汚染監視、植生監視、広域洪水監視 etc.


PALSAR

分解能:10m(高分解モード)
100m(広域モード)

観測幅:70km(高分解モード)
250〜350km(広域モード)

Lバンドを用いた合成開口レーダ。[高分解能モード]に加えて、[広域モード]での観測も可能です。

DEM作成、インタフェロメトリによる地形変形の抽出、バイオマス推定、森林監視、農業、油流出監視、土壌水分、船舶探査 etc.


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