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ALOSのミッション

ALOSは地図作成、地域観測、災害状況把握および資源探査を主要ミッションとしています。また、研究分野での利用例としては、たとえば、地球観測利用研究センター(JAXA/EORC)では「土地利用・土地被覆」、「防災・災害」、「地質、鉱物資源」、「生物資源」、「海洋」、「農業」等の12分野を主要研究分野として設定し、衛星データの利用に繋がる研究を推進することとしています。
 

12分野の研究テーマ

ALOSの主要ミッション

■地図作成
国内およびアジア太平洋地域などの諸外国の地図作成・更新を行います。
ALOS PRISMを用いれば、道路や建物などの人工構造物及び河川や水域等の対象物や地形標高データを取得できます。また、地形標高データに光学センサや合成開口レーダを重ね合わせることで植生や土壌に関する情報も一体として提供できるので情報量の豊かな地図を作成することが可能です。

■地域観測
世界各地域の「持続可能な開発」(地球環境と開発との調和)に必要な地域観測を実施します。衛星画像から抽出されるさまざまな環境・資源情報を提供することにより、地域レベルでの環境・資源の保全・管理や持続的な開発・利用を支援します。

■災害状況把握
国内外の大規模災害の状況把握を行います。火山噴火や洪水、地震などの大規模災害に対して、すでに利用可能となっているさまざまな衛星や災害モニタリングシステムと一体になって災害状況に関するデータの収集や提供を行います。

■資源探査
国内外の資源探査を行います。土地・水資源などのモニタリングに加えて、鉱物資源などの探査に役立つ情報を提供します。

■その他
将来の地球観測に必要な技術開発 等

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